TDK Electronics

気候保全

 Klimaschutz_Bühne


TDK Electronicsでは、環境に対する責任を真剣に捉えています。当社の立地では、エネルギー効率の向上、首尾一貫した省エネルギー、そして再生可能エネルギーからの電力の利用に継続的に取り組んでいます。加えて環境保護にも貢献し、社会に役立つ製品に着目しています。同時に私たちの行動、テクノロジーとソリューションをもって、これからの世代に対する責任を果たすという意識を従業員に植え付けるべく努力しています。


カーボンニュートラルへ向かって


水力と太陽光電力によるエネルギーミックス

 PV DLB Pic

ドイチュランツベルクにあるこの立地は、自家発電したソーラー電力でも稼働します。約2,400平方メートルの屋根面積に設置された1,300枚のパネルを擁する独自の太陽光発電施設は、さらに拡張を続けます。これまでも長年にわたって100パーセント水力発電からの電力によって製造を行ってきた、この工場の年間CO2排出量は、これによって約124トン削減されます。

この太陽光発電施設は、将来行われる、資源節減に貢献するエネルギー利用のための持続可能性プロジェクトのフィージビリティを占うものであり、「欧州地域開発基金(ERDF)」から資金援助を受けています。

IWB/ERDFについての詳細な情報は、 www.efre.gv.atをご覧ください。

 PV DLB EFRE Pic

年間 400 メガワット時

 PV Xiamen Pic

中国アモイにあるコンデンサ工場は、独自の太陽光発電システムを稼働させました。約 3,000 平方メートルの面積に及ぶ約 700 のモジュールが複数の屋根に設置されました。それにより年間400メガワット時の発電が期待されており、これは同事業所の年間エネルギー需要の約 3%に相当します。

同時に、同事業所では工場敷地内に電気自動車用の充電ステーションが設置されました。これらの対策はすべて、CO₂ 排出量の削減とTDK エレクトロニクスの気候保護目標の実現に貢献します。

 

 

シュンペルクのサイトで太陽光発電システムを拡張

 PV Sumperk Pic

チェコ共和国のシュンペルク工場では、太陽光発電システムを拡張しました。約15,000平方メートルの敷地に合計約5,400枚のパネルが設置され、年間1.9ギガワット時の太陽光発電を生成します。工場の屋根に設置された太陽光発電設備は、チェコ共和国では最大級の規模を誇り、最小限のメンテナンスと高い安全性で稼働します。

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太陽光発電で競争力アップ

 PV Kutina Pic

クロアチアで、委託製造業者Selk社のクティナ拠点が自社の太陽光発電システムを運転開始しました。約8,600平方メートルの面積を占める2つの生産ホールには、約2,800枚のパネルが設置されました。1年間に1.22ギガワットが発電されることになり、これは同拠点の年間電力需要の約9パーセントに相当します。

新しい太陽光発電システムの導入によって、同拠点は運用コストをさらに削減し、それにより競争力を高めます。

 

 

海登海姆利用太阳能发电

 PV Heidenheim Pic

ハイデンハイムの施設では太陽光発電システムを導入しました。年間約70メガワット時の発電が見込まれており、これは施設の電力需要の1%に相当します。太陽光発電システムは、表面積340平方メートルの174枚のパネルで構成されています。

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75%のグリーンエネルギー

 PV Nashik Pic

インドのナシクにある施設では、さらに別の太陽光発電所から追加の太陽光発電を調達しています。 113,000平方メートルの面積をカバーする外部施設は、年間13,400メガワット時の電力を発電しており、これは同施設の電力需要の35パーセントに相当します。4年前から別の太陽光発電施設から購入している電力と、コンデンサー生産施設の屋根に設置された太陽光発電システムからの電力を合わせると、現在では工場のエネルギー需要の75%をグリーン電力で賄うことができるようになりました。

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極めてエネルギー集約度の高い製造のための水力と地熱

 Wasser Akureyri Pic

アークレイリ工場もその電力をすべて再生可能エネルギーから調達しています。アイスランドにおいて、TDKは、特殊プール内でアルミニウム電解液コンデンサー用フォイルを生産していますが、それには多大なエネルギーが必要です。アークレイリでは、TDK Electronicsの全電力需要の半分以上が省かれています。この極めてエネルギー集約度の高い生産は、この立地が10年前にアイスランドに設立されたことに対して決定的要因でもありました。ここでの電力は、すべて再生可能エネルギーから獲得されるのです。約70パーセントは水力から、残りは地熱から得られたものです。

 

CO₂削減は年間で100台の自動車に相当

 PV Johore Bahru Pic

ジョホールバル工場も、製造に自家発電したソーラー電力を使用しています。約3,000平方メートルにほぼ1,200枚のパネルを擁する太陽光発電施設は、年間で約640メガワット時の電力を発電します。これは、同施設の年間電力需要の約8パーセントを賄います。

これにより同工場は年間で約450トンのCO2排出を削減しています。これは、自動車100台余りの年間CO2排出量に相当します。

 

 

太陽光発電による自家発電量10倍増

 PV Malaga Pic

マラガの事業所は、太陽光発電システムを大幅に拡張し、これまでの約10倍の規模で太陽光発電を行っています。約 6,000 平方メートルの面積に及ぶ約 900 のモジュールが複数の屋根に設置されています。駐車場の屋根も発電に使われています。このシステムは年間 850 メガワット時の太陽光発電を行っており、これは同事業所の年間エネルギー需要の 15%に相当します。

この施設は2 年半前に独自の太陽光発電システムを導入し、当時は 900 平方メートルに及ぶ 160 枚のパネルが設置されました。そこからは、年間 90 メガワット時が太陽光で発電されています。以来、同施設は 100%再生可能エネルギー由来の電力で製造が行われてきました。