今日の私たちの生活は、様々な技術・仕様に基づく幅広い種類の電池に支えられています。
IoTでは近い将来、何十億ものICとセンサーが運用され、同時にそれらに合わせた同じ数の電源が必要となります。環境発電技術を用いたこれらのデバイスが外部電源から独立して長期間機能するためには、小型、充放電可能、高安全・実装容易性、低コスト、長寿命などの項目が電源に要求されます。今までの蓄電池技術ではこれらすべての要求を同時に満たす事は出来ませんでしたが、TDKのCeraCharge®はこのジレンマから脱出する方法を提供します。CeraChargeは積層セラミックコンデンサなどで用いられる多層積層技術に基づいて製造されています。従来の電解液を用いたリチウムイオン電池の充放電とは異なり、セラミック固体電解質を介した充放電が可能という特色があります。