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2022年7月25日
未来のサステナブルモビリティのために大学生とがっつり手を組んで
TDKは、未来のサステナブルモビリティ開発のためにさまざまな大学の学生と手を組んでいます。TDKは、そのスポンサープログラムの中でハイパーループとソーラーカー/電気自動車の構想を支援しています。現在はスイスのETHチューリッヒ工科大学のチーム、ベルギーのルーヴェン工科総合大学、そしてドイツのアーレン大学を部品や部材、ノウハウの提供、そして資金援助でもサポートしています。「教育助成、特にテクノロジーとエンジニアリングの分野でのそれは、企業としての我々の使命の重要な部分であると認識しています」とTDKは主張しています。
ハイパーループでは、小さなビークル(ポッド)が 真空のパイプの中を負圧を利用して最高1200 km/hの高速度で送られます。イーロン・マスクはこのアイデアを2013年に再び採用し、 ハイパーループ・ポッド・コンペティション(Hyperloop Pod Competition) を立ち上げ、そのためにカリフォルニア州ホーソーンに全長1.6キロメートルのテストコースを建設させました。コンテストには、スイスのチューリッヒ技術大学(ETH)のスイスループチーム(Swissloop Team)をはじめとして諸大学の多数のチームが自作のポッドで参加しました。スイスループは、すでに二回、同コンテストで表彰台に立っており、昨年にはヨーロッパ・ハイパーループ・ウィーク(European Hyperloop Week (EHW))で優勝しています。
TDKは、スイスループ・ポッドを支援を提供していますが、提供されたものの中には卓越した電気的パフォーマンスや電磁両立性(EMC)の確保に必要な誘導性インダクタンスを約束するインバーター用超小型DCリンクフォイルコンデンサーが含まれます。しかし、このスポンサリングパッケージには、電磁遮蔽のための機能フィルムになる透明フォイルも含まれています。
ヨーロッパ・ハイパー・ウィーク2021(European Hyperloop Week 2021)におけるETHチューリッヒ工科大学のスイスループチーム(Swissloop-Team)
アゴリア・ソーラー・チームは、2021年にブルーポイント・アトラス(BluePoint Atlas)号を駆ってソーラー・チャレンジ・モロッコ(Solar Challenge Morocco)を制しました。
TDKは、ソーラーカー部門においてベルギーのルーヴェン工科総合大学のアゴリア・ソーラー・チーム(Agoria Solar Team)のスポンサーになりました。このチームは最近、最大にして最も重要なレースで勝利し、このシーンにおける現世界王者の地位を占めています。レースでは、自作の車両を使用してソーラーエネルギーだけでどれだけ長い距離を走れるかを 競います。その際、ソーラーカーには、電力消費とエアロダイナミクスに関するポテンシャルをいかんなく発揮することが求められます。特筆すべきは、車両にTDKのセンサーとコンデンサーが搭載されているということです。
エレクトロモビリティの分野では、TDKは長年に渡ってアーレン大学のチームEモーション(Team E-Motion)を助成してきました。同チームは、500を超える大学が参加する国際製作コンテストであるフォーミュラ・スチューデント(Formula Student)に電動自律走行車で参加しています。そこでは、最高速度ばかりではなく、最高の走行特性と製作思想、そして最善のビジネスプランが評価されます。フォーミュラ・スチューデントの自己認識を使って言い換えるとしたら、「It’s not only about going faster, it’s about getting smarter!(速いだけでなく、スーマトたれ!)」ということになります。TDKは、特に電磁両立性(EMC)の計測によって支援を提供しています。
コロナ以前のシーズンのための車両紹介において。