CO₂排出を3分の2削減

TDK Electronicsは、最大限環境に優しく、かつ有害物質を抑制して生産しています。2021年4月、同社はTDKグループの目標である2035年までのCO₂排出半減を既に達成していました。今日に至るまで排出量はさらに15パーセント削減され、それによって売上との相対で2015年と比べて約3分の2の削減に成功しています。

TDK Electronicsは、持続可能な生産と可能な限り小さなカーボンフットプリントのために大胆な節電に全力で取り組んでいます。電力はすべて100パーセント再生エネルギー発電から購入し、自社の太陽光発電施設で自ら発電していることは特筆に値します。そのため同社の生産量に対する相対的電力消費量は、2015年に比べて20パーセント超削減されました。これは、特にエネルギー効率の高い機械とプロセスを製造に投入したことで実現しました。

TDK Electronicsは、再生可能エネルギーからの電力の購入でも正道を進んでいます。その割合は、アメリカでは最近100パーセントを、ヨーロッパでは96パーセント超を達成しています。これまで再生可能エネルギーの購入が難しいことも多かったアジアでは、中国の2ヶ所の工場がエコ電力への転換を果たしました。

それに加えて、立地に設置された太陽光発電施設の現在のキャパシティーを倍増させる計画も存在します。現在、ヨーロッパとアジアの6ヶ所の工場が独自の太陽光発電を行っており、今後は6ヶ所が新たに加わります。4つの立地では、既存の施設を大幅に増強することになっています。