TDK Electronics

温度センサ

2026年2月17日

175℃対応の車載用高信頼性NTCサーミスタの開発と量産

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  • 175℃高温環境下での動作保証
  • 導電性接着剤の実装に対応したAgPd端子を採用
  • AEC-Q200準拠(車載グレード)

TDK株式会社(社長:齋藤 昇)は、175℃高温域の動作保証を可能にした導電性接着剤実装用NTCサーミスタを開発し、2026年2月から量産を開始したことを発表します。

近年、自動車の高性能化により高耐熱性パワー半導体の需要が拡大しており、モジュールに搭載される電子部品にも高温対応化が求められています。当社既存製品における実装した状態での使用温度範囲はこれまで150℃が上限でしたが、このたび175℃までラインナップを拡大しました。

本製品は、基板実装状態で-55~175℃の幅広い使用温度範囲を実現し、AEC-Q200に準拠した高信頼性製品です。低温から高温領域までの各種温度検知、温度補償用途に対応可能です。ABS(アンチロックブレーキシステム)、トランスミッション、エンジンなどの車載アプリケーションに適しています。導電性接着剤の実装に対応したAgPd端子を採用することで、従来のはんだ接合では困難だった175℃動作保証を可能にしました。

NTCSPシリーズとして、1.6×0.8mm形状に10kΩ、100kΩタイプをラインナップしました。

今後も、チップサイズ、サーミスタ特性および使用温度範囲の拡大など、引き続き多種多様なニーズに対応するNTCサーミスタ開発に取り組んでまいります。
 

特徴とアプリケーション

主な用途

  •     幅広い温度領域で使用するアプリケーションの温度検知および温度補償

主な特長と利点

  • 導電性接着剤による実装保証
  • 使用温度範囲 -55℃~175℃
  • AEC-Q200準拠、車載向け高信頼性製品
     

語彙集

AEC-Q200: AEC (Automotive Electronics Council / 車載電子部品評議会)が定めた車載電子部品用信頼性基準
AgPd:銀-パラジウム合金
パワー半導体:高電力/高電圧を効率よく制御する半導体素子

 

主要データ

製品名外形寸法
[mm]
抵抗値
(25℃) [kΩ]
抵抗許容差
[%]
B定数
(B25/85) [K]
B定数許容差
[%]
NTCSP163JF103FT1H1.6 x 0.8 x 0.810134351
NTCSP164KF104FT1H100144851

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