ピエゾアクチュエータ
2019年6月25日
触覚フィードバック用PowerHap評価キット
TDK株式会社(社長:石黒 成直)は、PowerHap™ピエゾアクチュエータで実現可能なさまざまな触覚フィードバックの実力を最初に評価することができる評価キット「BOS1901-Kit」を開発し、量産を開始しました。
この評価キットは2種類あり、1つは、3台の60 Vアクチュエータに対応しており、PowerHap™ピエゾアクチュエータ3台が含まれています。このキットの発注コードはZ63000Z2910Z1Z44です。
もう1つのタイプは、120 Vアクチュエータに対応しており、1台のアクチュエータに対応したドライバ(Z63000Z2910Z1Z1)と、最大5台のアクチュエータに対応したドライバ(Z63000Z2910Z1Z7)の2つのバージョンがあります。この120V対応タイプにも、PowerHap™ピエゾアクチュエータ3台が含まれています。
同キットで使用している基板は、TDK Electronics社が共同契約を結んでいる超消費電力のハプティクス技術を開発しているBoréas Technologies社のドライバCapDrive™の設計に基づいています。また、同製品のピエゾ電気ドライバ(BOS1901)は、小型で低消費電流、短い反応時間などを主な特長としています。
いずれのキットもUSBインターフェースが備わっているだけでなく、電圧の振幅、周波数、パルス繰り返し数、信号形状、およびセンサ機能にかかわる豊富なオプションの設定が可能です。