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TDK TDK Electronics

2019年5月14日

ハプティクス技術でのBoréas社との提携について

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TDK 株式会社(社長:石黒 成直、以下TDK)は、子会社である TDK エレクトロニクス(社長:Joachim Zichlarz)が、超低消費電力のハプティクス技術を開発しているBoréas Technologies Inc. (本社:カナダケベック州、以下Boréas)とピエゾハプティック製品の設計、マーケティングに関する提携契約を締結し、広範な用途においてピエゾハプティック製品の採用を加速させていくことを発表します。本契約に基づき、両社は共同で、TDKの触覚フィードバック機能を搭載したピエゾアクチュエータ(PowerHap™およびPiezoHapt™)とBoréasのピエゾハプティクスドライバ技術を活用し、高度なタッチレスポンスデバイスの提供を行ってまいります。

TDKとBoréasは、高解像度ピエゾハプティックシステムの触覚効果とドライバのデモンストレーターの開発、さらに、ハプティックソリューションのグローバル市場での販売に注力します。今回の提携により、スマートフォンやタブレット、自動車のディスプレイやウェアラブル機器、ゲーム機、産業用機器、医療器具など、広範な用途において世界最高レベルの性能を持つアクチュエータを用いて、高度なハプティックソリューションをお客様にご提供することが可能になります。

今回の提携で最も重要なアプリケーションの1つはモバイルとなります。消費電力が高く、ピエゾドライバのサイズが大きいため、現在、ピエゾハプティック製品は広く普及していません。TDK と Boréasの技術をベースとする新たなソリューションにより、高度なピエゾハプティック技術が広く普及し、次世代のユーザーインターフェースが創出されることになると考えています。

TDK のピエゾアンドプロテクションデバイスビジネスグループの CTOの Dr.Georg Kuegerl は「Boréasとの提携は、技術的に優れたハプティックソリューションを探しているお客様をはじめ、当社が市場を拡大するための一歩になります。当社の幅広いピエゾアクチュエータ製品と、Boréasのプロフェッショナルなドライバ設計により、お客様には大きな付加価値をご提供できるようになります」と述べています。

Boréas の CEO である Simon Chaput は「TDK との提携により、TDKが持つ大規模な販売・マーケティングのネットワークを活用することができ、ピエゾハプティクスのグローバル市場での普及を加速できるでしょう。さらに、この提携によりお客様がより早く市場に新製品を出すことができるようになるでしょう。TDKのピエゾアクチュエータとBoréasのドライバICを使用することにより、ピエゾハプティックソリューションの設計者に対しても設計時間の削減といった効果が出ると思います」と述べています。

Boréas は、自社のCapDriveTM特許技術を使用してBOS1901を開発しました。この小型かつ省電力のピエゾドライバICは、高度なセンサ機能も備えているため、 60 Vまでの動作電圧を持つPowerHapアクチュエータには最適です。このドライバは現在、高性能のタッチレスポンスソリューションの開発設計者が使用するTDKの評価キットでも利用可能です。また、次のステップとしてBoréasは、 120 Vの最大駆動電圧を持つ大型のPowerHapシリーズ向けに低消費電力のピエゾドライバICを開発する予定です。この2つのドライバICにより、PowerHapの全ての製品から高度なハプティックソリューションを得ることができます。

TDK の PowerHap ピエゾアクチュエータは、加速度、出力、応答時間において優れた性能を発揮し、過去に例のない触覚フィードバックの特性を提供します。PowerHap の製品ラインナップには、今後、新たに 9 mm x 3.75 mm x 1.4 mm という小型タイプ(0904H014V060)が加わります。PowerHapの 製品ラインナップで対極に位置付けられる新型のアクチュエータ(6005H090V120) は現在開発中であり、製品サイズは 60 mm x 5.0 mm x 9.0 mm 、最大動作電圧は 120Vです。

また、PiezoHapt™アクチュエータは極めて短い応答時間と、12 V または 24 V の低駆動電圧が特長で、積層圧電素子と振動板からなるユニモルフ構造となっています。わずか 0.35 mm の厚みの新型のハプティクス向けアクチュエータは、世界最薄クラスのハプティクス向けデバイスです。

本件ならびに先般のイマージョン社との提携により、TDKはピエゾアクチュエータ事業をさらに幅広く展開し、高度なハプティクス技術で社会に貢献していきます。



TDK株式会社について

TDK株式会社(本社:東京)は、各種エレクトロニクス機器において幅広く使われている電子材料の「フェライト」を事業化する目的で1935年に設立されました。

主力製品は、積層セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、インダクタ、フェライトコア、高周波部品、ピエゾおよび保護部品等の各種受動部品をはじめ、温度、圧力、磁気、MEMSセンサなどのセンサおよびセンサシステムがあります。さらに、磁気ヘッドや電源、二次電池などです。これらの製品ブランドとしては、TDK、EPCOS、InvenSense、Micronas、Tronics、TDK-Lambdaがあります。

アジア、ヨーロッパ、北米、南米に設計、製造、販売のネットワークを有し、現在、情報通信機器、コンシューマー製品、自動車、産業電子機器の分野において、電子部品のリーディングカンパニーを目指しビジネスを展開しています。2019年3月期の売上は約1兆3000億円で、従業員総数は全世界で約105,000人です。

TDK Electronicsについて

TDKエレクトロニクス(旧EPCOS)は、TDKとEPCOSの製品ブランドの下で、自動車電子機器、産業用電子機器、民生用電子機器、情報通信技術など、急成長している最先端技術市場に焦点を当て電子部品やシステムを開発、製造、販売しています。グローバル規模で約20の設計・製造拠点と24,000人の従業員を擁し、幅広い販売ネットワークによって顧客と緊密に連携し、標準品にとどまらず適切なソリューションを提供することができます。

Boréas Technologies Inc. について

Boréas Technologies Inc.は、コンシューマー、産業機器、自動車の各市場において、ハプティクス用途の集積回路を開発するファブレスの半導体メーカーです。ハーバード大学で行われた研究を端緒とし、2016年にカナダのケベック州ブロモンで設立されました。独自のピエゾアクチュエータドライバ技術のプラットフォームであるCapDrive™により、ウェアラブル機器、スマートフォン、ゲームコントローラー、その他のデバイスにおける低消費電力の触覚フィードバックの迅速な設計を可能にしています。


報道関係者の問い合わせ先

担当者所属電話番号Email Address
大須賀

TDK株式会社

広報グループ

+81 3 6778-1055pr@jp.tdk.com
Nicolas Duchesne-LaforestBoréas Technologies Inc.+1 450-534-8000 x1529nduchesnelaforest@boreas.ca